交配適期判定用 ラット用膣インピーダンス・チェッカ

IMPEDANCE CHECKER FOR RATS MK-12-B

  • 簡単!確実!手間いらず!
  • ラットの発情前期(交配適期)の判定は、この方法がベストです。
  • 繁殖の効率アップに偉力を発揮します!

※プローブ・ケーブルを追加購入される方はこちら

特徴

膣インピーダンス・チェッカは当社が中外製薬株式会社と共同開発したもので、この装置を使用すれば、ラットの膣内にプローブを挿入するだけで、直ちに発情前期(Proestrus)すなわち交配適期の判定を行うことが出来ます。

図koto M

図古藤

従来ラットの性周期の判定には膣垢スメア法が汎用されております。しかし、膣垢スメア法では、膣垢スメアの[採取]から[乾燥]、[染色]そして[鏡検による判定]と、時間と手間がかかるのみならず、判定のための熟練度も必要とします。

膣インピーダンス・チェッカはこのような時間、手間、熟練を必要とせず、ラットの発情前期(Proestrus)の判定が可能です。

膣インピーダンス・チェッカは、膣粘膜のインピーダンス(交流電気抵抗)を指標とする、いわゆる膣電気インピーダンス法により、交配適期を判定するための診断用機器です。

膣電気インピーダンス法とは左図に示すように性周期にともなって膣粘膜上皮の交流電気抵抗値が変化するという原理を応用し、発情前期(Proestrus)の判定を行う方法です。

 

MK11b3

膣インピーダンス・チェッカの表示器が一定の基準値(例えば3kΩ)以上を示す日に、そのラットを雄と同居させると、その日の夕刻より発情し交尾が成立します(交尾率は膣垢スメアー法の場合と同じです)。

なお、膣インピーダンス・チェッカの連用による妊娠率をはじめとする繁殖成績への影響は認められておりません。

仕様

測 定 範 囲 0~19.9kΩ
精 度 ±1% ±1 Digit
本体外形寸法 W96×D145×H25(mm)
使 用 電 池 単3型Ni-MH 充電用電池×2
電 池 寿 命 連続約42時間
重 量 約180g(電池を含まず)

構成例

  • 本体 – 1
  • ラット用プローブ – 1
  • 接続ケーブル – 1
  • 充電器(単3充電池4本含) – 1

外観及び仕様は改良のため予告なしに変更する場合がありますのでご了承願います。

 

プローブ型式・寸法

  • ラット用 RP-45B      4.5mm(φ)×55mm(L)
  • マウス用 MP-35A ※      3.5mm(φ)×50mm(L)

本装置はラット専用として開発されたものです。マウス用プローブもございますが、その使用結果が満足の得られるものかどうかは、保証いたしかねます。

プローブ・ケーブルを追加で購入される方へ

本体及びプローブのバージョンにより、接続ケーブルの種類が異なります。
追加でプローブ及びケーブルをご購入される場合、コネクタの形状を下記よりご確認いただき、ご注文の際にコネクタのタイプをご連絡ください。

REFERENCES

    • Bartos, L. (1975). Oestral cycle phase determination by means of electrical impedance measurements of the vaginal mucous membrane in rat. Physiol Bohemoslov, 24, 427.

 

 

 

 

 

  • Taradach, C. (1982). Monitoring of the oestrus cycle in the rat by measurement of vaginal impedance. Arch Toxicol Suppl, 5, 184-186.