本装置は、従来からのイヤ・パンチ、タグ、入れ墨等と比べ、脱落・成長による身体的な変化やヒューマンエラーによる確認間違い等に影響されない信頼できるシステムです。リーダーを皮下に挿入されたマイクロチップの近くで通過させるとチップから発せられる誘導識別信号を読み取り個体識別をできます。
特長
- チップはパリレンの薄い皮膜でコーティングされ、動物への挿入後は皮下組織と迅速になじみチップの移動がおきません。
- 信号はリーダーとチップの距離10cm程度の範囲で読み取り可能です。
チップは受動型電子回路を不活性ガラスで覆われ、エチレンオキサイドガスもしくはエタノールにより滅菌済みです。(オートクレーブは不可) - 蓄積されたデータ(IDコード,日付,時間)はWindowsパソコンへ転送可能です。
*専用ソフトを使うことにより、読み取ったデータをパーソナルコンピュータへ転送することができます。
得られたデータはエクセル等の表計算ソフトで読み取り可能なCSVファイルとして保存することができます。
仕様
RFID仕様 | ISO11784,11785 HKX & FDX-B Reads FDX-A |
信号読取範囲 | 10cm程度 |
通信形式 | RS-232C(1200/9600, N, 8, 1) |
読取速度 | 25回/秒 |
操作可能温度 | 0~50℃ |
マイクロチップ | 11.5mm×φ2.1mm 90mg |
リーダー | W70 × D260 × H150mm 270g |
外観及び仕様は改良のため予告なしに変更する場合がありますのでご了承願います。