本装置は抗痙攣薬のスクリーニング用に設計されたもので、マウスに対して角膜電極を用いて刺激電流を与えるための装置で、マイクロプロセッサがパルス発生から定電流制御まで管理しており、全ての設定はキーボードで行います。
本装置は一般的な定電流モード(定流法)の他、他には類を見ないステップアップモード(増流法)の2つのモードを備えています。
定電流モードでは設定された時間、設定されたパルス電流を出力します。
ステップアップモードでは設定されたレートで出力電流が増加して行き、最終の電流値がデジタル表示器上に保持されます。
本装置を使用して得られたデータから、薬物によって変化するEC閾値を判定することができます。
仕様
最大許容負荷 | 3kΩ(50mA時) |
コンプライアンス電圧 | 約 180V |
出 力 波 形 | 矩形波 |
パ ル ス 幅 | 0.1~99.9msec |
パ ル ス間隔 | 1~100msec |
出 力 電 流 | 0.1~50.0mA |
出 力 時 間 | 0.1~10.0sec |
増 流 値 | 0.1~10.0mA/step |
ステップ時間 | 0.1~1.0sec |
表 示 器 | 3桁LED |
C P U | Z80または同等品 |
電 源 | 100VAC 50/60Hz |
外 形 寸 法 | W430 × D300 × H130mm |
重 量 | 約 6.5㎏ |
標準構成
- 本 体 – 1
- 角膜電極 CE-80 – 1
- ペダルスイッチ ECS-10 – 1
- ダストカバー – 1
オプション
- ピンセット型耳電極 FAE-80
外観及び仕様は改良のため予告なしに変更する場合がありますのでご了承願います。
REFERENCES