本装置は、実験動物(マウス、ラット)の自発運動量を回転ケージによって計測するものであり、長期間の自発運動量を定量的に観察するのに適しています。回転軸にはケージの回転数を検出するセンサー(リードスイッチ)が付属しています。さらに液晶カウンタも付属しており、左右いずれかの方向に1回転(360°)すればカウントするように設計されています。長期間の測定に対応するよう給水ビン、給餌器が用意されています。又、発錆による耐久性の劣化をなくすため、材質にはステンレス、及びアクリル樹脂を採用しました。
オプションのデータ集録プログラムCompACT AMS Ver.3及びインターフェースDIシリーズ(8,16,32,64chの4機種から選択)を使用することにより全自動測定を行うことができます。(パーソナルコンピュータは別途ご用意願います)
データ集録・解析ソフトウェア
回転ケージ等から出力されるパルスデータをインターフェースDIシリーズ(Windows版)を用いてパーソナルコンピュータに入力し、データ解析を行います。
各ソフトウェアの特長・機能は以下の通りです。
1)データ集録プログラム CompACT AMS Ver.3(WindowsXP以降)
- *全チャンネル同時スタート
*個別スタート
*グループスタートを行うことができます。(DI-064を使用の場合、32グループまで登録可能) - 測定時間が1分から60分まで1分単位で設定できます。
- 指定した複数の運動量データファイルをMS-Excelで参照可能なテキストファイル(CSV形式)に変換する機能を有しています。
- 明暗制御はユーザー任意のサイクルでの設定が可能です。
- タイマースタート、タイマーストップ機能を有していますので、全自動測定を行うことができます。
- ソフトウェア中断処理(パソコン切り離し可能)、OSがフリーズした場合の対応処理機能を有しています。
仕様
マウス用回転ケージ MK-700PC
出 力 リードスイッチによる接点出力 及び 液晶カウンター
材 質 ステンレススチール、アクリル樹脂、他
外形寸法 W230×D170×H270 (mm)
重 量 約1.5kg
ラット用回転ケージ MK-750PC
出 力 | リードスイッチによる接点出力 及び 液晶カウンター |
材 質 | ステンレススチール、アクリル樹脂、他 |
外形寸法 | W320×D190×H350 (mm) |
重 量 | 約3.5kg |
外観及び仕様は改良のため予告なしに変更する場合がありますのでご了承願います。
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