本装置は、本装置は、小動物用ロータロッドのローコスト版製品です。従来の等速回転機能(MODE 1)に加えて加速設定機能(MODE A)も標準装備されています。
特長
- ロータの直径は標準でラット用直径90mm、マウス用直径30mmで、表面にはローレット加工を施してあります。1台でラットとマウスの両方に使用できます。ラット用とマウス用それぞれ個別にロータがあり、付け替えて使用します。また、オプションで直径50mmもあります。
- 回転速度は1~40rpmの範囲で、1rpmステップで設定できます。
- 動物がロータから落下すると落下検出プレートもおちてカウントを停止し、持久時間がLCD上に表示されます。
- RS-232Cインターフェースが標準装備されており、データ受信ソフト(Windows版)を使用することにより、得られたデータをエクセル等の表計算ソフトで読み取り可能なファイルとして格納できます。
転送されるデータは、使用MODEと持久時間(秒)です。
仕様
回転軸径 | ラット用:φ90mm マウス用:φ30mm |
ロータ材質 | 塩化ビニル(表面ローレット加工) |
フランジ間隔 | 90mm |
落下検出 | 検出プレート |
外形寸法 | W260 × D400 × H420mm |
データ出力 | RS-232Cポート D-sub 9pin(オス) |
重 量 | 約 6㎏ |
電 源 | 85~240VAC |
標準構成
- 本体(MK-630B)
- USB-シリアルケーブル
- RS-232Cケーブル
- データ受信ソフト DCS-MRR (Windows版)
MODE 1 仕様
- 回転速度
1~40rpm(1rpm毎) - 表示 :LCD
設定速度 – 経過時間 5桁・秒単位
MODE A 仕様
- 加速設定
A1 – 2.0-20 rpm
A2 – 2.5-25 rpm
A3 – 3.0-30 rpm
A4 – 3.5-35 rpm
A5 – 4.0-40 rpm
例:2.0-20は、初速2rpmで5分後に20rpmになる加速機能です。
60秒後に落下した場合、この時の回転速度は5.6rpmです。
- 表示 :LCD
設定速度 – 経過時間 5桁・秒単位
オプション
-
- マウス使用時に蛇行が気になる方のために、歩行路幅57mmのロータ(直径30mm)、フランジ直径250mmのオプションもあります(左図)
- また、直径50mm(歩行路幅57mm,90mm)のロータもあります。
※本製品は動作時に独特のモータ音を発しますので御了承ください。
外観及び仕様は改良のため予告なしに変更する場合がありますのでご了承願います。