骨強度/皮膚破断強度試験機　TK-252D

ローデント(マウス・ラット)の骨強度試験及び皮膚破断強度試験を行うために開発された、設置に場所をとらないコンパクトなデスクトップモデルです。センサとサンプル支持台を交換することにより様々な試験を行うことができます。

主な特長

1)折り曲げ試験　2)ねじり試験（オプション）3)腰椎の圧縮試験（オプション）4)皮膚破断強度試験（オプション）を行うことができ、さらに引張試験、大腿骨頸部圧縮試験、上腕骨圧縮試験用オプション等も用意されています。
腰椎アダプタを使用すれば、腰椎をトリミングすることなく圧縮試験を行うことができます。
ねじり試験ではあらかじめ上部に荷重をかけておくこともできます。
破断特性及び測定結果はディスプレイにグラフィック表示され、プリンタで印刷されます。
付属のデータ受信ソフトウェア(Windows版)により、得られたデータをエクセル等の表計算ソフトウェアでCSVファイルとして保存できます。
パラメータの設定は装置前面のタッチパネル・ディスプレイで行うことができるので、操作は至って簡単です。

折り曲げ試験測定結果画面

センサPTS-001SK、サンプル支持台、フック2個で構成され、測定範囲の上限は10N ( 1kg )で、最小単位は0.01N ( 1g )です。ゲインは5N ( 500g )、 2.5N ( 250g )で画面が自動切換えになります。

軸方向荷重	電動スクリュージャッキ(500N max) 分銅(100g×4枚、50g×1枚、10g×4枚)
ねじり方向加重	電動ターンテーブル(パルスモータによる回転角制御)
検出器	軸方向 : ロードセル 500N トルク : ストレインゲージ 100Ncm
コントローラ	各検出機用増幅器、モータコントローラ、ディスプレイ
プリンタ	キーボード : 24機能キー設定項目 : DATE、TIME、TEST NO.、SPEED、SAMPLE NO.、プリンタ及びRS-232Cの使用・不使用記録紙 : 感熱記録用紙 58mm幅 TSP-10
外形寸法・重量	試験機 : W180 × D145 × H370mm 約 10kg コントローラ : W400 × D380 × H240mm 約 13kg
使用電源	100VAC 50/60Hz

折曲/皮膚破断強度試験	最大荷重(N)、距離(mm)、破断エネルギー(mJ)、STIFFNESS(N／mm)
ねじり方向加重	ﾄﾙｸ最大量(Ncm)、回転角(rad)、破断エネルギー(mJ)、STIFFNESS(Ncmr)
圧縮試験	最大荷重(N)、距離(mm)、破断エネルギー(mJ)、STIFFNESS(N/mm)

破断特性はディスプレイにグラフィック表示され、高速サーマルプリンタにて打ち出されます。
STIFFNESSを求めるポイント(1st&2nd)は実験者が決定することができます。