特徴
- 血流値演算、表示、記録のすべてをノート型コンピュータで行います。
- レーザー散乱光信号のFFT波形を表示するので、測定に最適な周波数範囲を設定できます。遅い流速の血流から速い血流まで、血流速度に応じた検出周波数範囲を5kHz毎設定できます。
例 遅い血流測定:~5kHz、通常の血流測定:~25kHz、速い血流測定:~100kHz
- 平均化を演算ではなく、FFTで行います。平均回数も任意に設定できます。
測定例
図1の(A)図は前腕皮膚からのレーザー散乱光信号のFFTパワースペクトル波形で、(B)図は指先皮膚からのものです。
血流速度が異なるために、信号の周波数広がりが大きく異なります。
OMEGAFLO-Labでは周波数広がりに合わせた検出周波数範囲を設定することができます。
図1.血流信号パワースペクトル
図2は上記パワースペクトルから得られた血流計波形です。前腕皮膚では10kHzまでの検出周波数範囲、指先皮膚では50kHzまでの検出周波数範囲を設定しました。
図2.パワースペクトルから求めた血流波形
仕様
レーザー血流計ユニット LDF-C1
レーザー光 | 波長:780nm 出力:4mW(プローブ先端) |
測定深度 | 表面から1mm程度まで |
測定項目 | 組織血流量(FLOW)、0~1000 |
電源 | 5VDC 0.4A(USBから供給) |
ノート型仕様 | CPU:Corei5、またはCorei7 |
コンピュータ+血流ソフトウェア LDA-F1
HDD容量 | 200GB-320GB |
ディスプレイ | 解像度:1336-768 |
A/Dコンバータ | CSI 360116、16ビット |
アナログ出力 | 0-10V |
外観及び仕様は改良のため予告なく変更する場合がありますのでご了承願います。