Ugo Basile社マウス用Agora Maze(アゴラ迷路)は、社会性行動試験の新しいスタイルを提供する画期的な製品です。
試験対象マウスは迷路の中央アリーナ内を行動しますが、形状がほぼ円形なので、より自然に近い行動が観察できます。
刺激動物は中央アリーナに面して、等間隔の5方向にセットする事ができます。
Agora Mazeは自閉症、パーキンソン病、統合失調症等の精神神経疾患の評価に有効な、新しい試験装置です。
また、英国アバディーン大学ではパーキンソン病初期に見られる嗅覚障害の評価にAgora Mazeを使用した実績があります。
実験にはビデオ・トラッキング・ソフトウェアANY-mazeを使用し、刺激動物付近の壁際に滞在していた時間や中央アリーナ内での移動距離、行動時間等、設定によって多くのパラメータを取得する事ができます。