本装置は、哺乳類の生殖毒性試験およびその評価のOECDテストガイドラインである【OECD Environment, Health and Safety Publications Series on Testing and Assessment No. 43】に握力測定法として明記されているMeyer et al (1979)の方法を参考に作成した前後肢握力測定装置です。測定には高精度のデジタルフォースゲージを使用しており、精度の高い数値を表示し動物の最大握力を測定することができます。また、USB出力ポートが標準装備されており、得られたデータをPCに転送することができます。
仕様
材 質(測定部を除く) | 透明アクリル、アルミニウム |
表 示 部 | LCD 4桁 |
検 出 器 | ロードセル |
計 測 単 位 | kg, N |
最大計測範囲 | 5kg, 50N |
読取限度 | 0.001kg, 0.01N |
前肢測定バー | 直径3mm×75mm ステンレスバー、ステンレス網(ラット用各1) 直径1.5mm×75mm ステンレスバー、ステンレス網(マウス用各1) |
後肢測定バー | 直径3mm×100mm ステンレスバー、ステンレス網(ラット用各1) 直径1.5mm×100mm ステンレスバー、ステンレス網(マウス用各1) |
使用電源 | 5VDC 1.0A ACアダプタ 充電式 |
外形寸法 | W230×D810×H240 mm |
重 量 | 約6kg |
外観及び仕様は改良のため予告なしに変更する場合がありますのでご了承願います。
REFERENCES
METHOD
- OECD (2008). Guidance Document on Mammalian Reproductive Toxicity Testing and Assessment. Environment, Health and Safety Publications Series on Testing and Assessment (No.43), Organisation for Economic Cooperation and Development, Paris.
- Meyer, O. A., Tilson, H. A., Byrd, W. C., & Riley, M. T. (1979). A method for the routine assessment of fore- and hindlimb grip strength of rats and mice. Neurobehav Toxicol, 1(3), 233-236.