バーンズ迷路は記憶学習実験に用いる装置です。円盤の周囲に等間隔で穴が20 個開いており、内1箇
所には円盤裏側に逃避用のエスケープ・トンネルがセットされています。
明るく、ツルツルな表面を嫌うマウスは穴を覗いているうちにエスケープ・トンネルがセットされた穴にたどり着きます。
2回目以降は空間認知により、エスケープ・トンネルにたどり着くまでの時間が短縮されます。
モーリス水迷路や8方向放射状迷路と比べ、動物に対してストレスの少ない実験系といえます。
本実験ではエスケープ・トンネルにたどり着くまでの時間と、それ以外の穴を覗いた(エラー)回数がデータとなります。
マウス用バーンズ迷路
MBM-020